今年も後残すところ1ヶ月となってしまいましたね。
20歳を過ぎてから時間が経つのがとっても早くなりましたが、
更に子供まで産んでしまうと、そのスピードが4倍速にも
なった気がします。
さて、つい先日アメリカでは大きな祝日がありました。
毎年11月の第四木曜日に位置づけられている
『Thanks Giving Day』日本語だと感謝祭というみたい。
日本でいうお正月やお盆のような感じで、
家族全員が集まり、ターキー(七面鳥)を食べます。
(日本でいうおせちですかね。)
日本では全く馴染みがないのですが
ここアメリカでは一年で最も重要な日なんだそうです。
さてこの『Thanks Giving Day』とはいったい何なのか?
簡単に説明しますね。
昔イギリスから、アメリカ大陸に移民した人たちが
大変な冬の厳しさに勝てず、多くの死者を出し、
飢えに苦しんでいたところを先住民(ネイティブアメリカン)が
食べ物を分けてくれ、翌年そのお返しに先住民を招待して
盛大に祝ったのが始まりといわれています。
なので、この日は主婦にとって最も面倒くさい日。
なんていわれてもいるそうで、(私もそう思う。)
なぜかと言うととにかくお料理ですよ、お料理。
うちなんかは三世帯住宅なので、
分担でやればとってもラクチンだから、
私は何を作っていいですか?と聞いても、
うーん。サラダ。とのお返事のみ。
スティーブンのお母さんはお料理上手なので
頭の中で既に献立が出来上がっており、
それを私のサプライズジャパニーズフードに
壊されたくはないのだと私は思っています。笑
だからといって、サラダだけではあまりに申し訳ないので、
今回はパウンドケーキと、日本風プリンを持っていったら
大変喜んで頂きました。
三階に住んでいる奥さんは少し不気味な
宗教を持っていて、お祭りごとは一切祝わない
という決まりがあるらしく、にも関わらず
毎回お祭りになるとそそそっと下に降りてきて
食べ物だけ食べて帰るという不思議な方だったのですが、
何故か今年は、マッシュポテトと、フライドチキンを
持参してくれ、高カロリーフードのオンパレードが
テーブルの上に集まりました!!ヤッホーイ!!
この他にもまだまだたくさんあります!
私のプリンは移動中に緋南にどつかれ、
何らかの拍子に亀裂が入りました。
縁起悪っ。笑
そしてもちろんメインのターキー(七面鳥)はお母様が調理し
今年も最高のターキー(七面鳥)を頂きました。
冷凍の七面鳥を5日前から常温に出しておき
ゆっくりと解凍していきます。
そして3日前にはコンディメントにつけ始め
まる一日超低温でオーブンで焼きます。
さらに何もせずオーブンに放置していると
それはまぁパサパサの不味い七面鳥が出来上がるのですが、
2時間おきくらいに七面鳥から出たジュースを七面鳥に
かけ回すという作業をやると
何ともいえない最高な七面鳥が出来上がるのです!
もちろん夜中にもこの作業をやらなくてはいけないので、
一日中二回からはドタバタと音がしていました。
まさにこの七面鳥は、スティーブンのお母さんの努力の賜物なのです。
ちなみに私は当日の朝、家中に広がったこの七面鳥の匂いで目が覚めました。笑
来年こそは、スティーブンのお母さんのレシピを盗み
いつか私もこの七面鳥をやっつけてみせます。
ペルーで有名ジュース、チーチャ。
紫とうもろこしに色んなな味付けをして、何時間も煮込みます。
ペルーはインカコーラでも有名ですよね。
彼はタルを買って来て一人でキャッキャッと喜んでいたのですが
開け方を間違えたらしく爆発し、止めるのに暴れまわっていました。
Ps この写真はタルを開ける前。
こんなに幸せそうなのスティーブン。
この後何が起きるとも知らずに….
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